プロミューの強化シュー。 ほんとはフロントにあわせてエンドレスにしたかったけど、どうやらリリースされていない。 あとはテイクオフとかD-spoとかのどっかのＯＥＭ品でかなり割高な様子。 ノーマルよりも多少利きが良くなればよし、ってことで。

1. ドラムの取り外し。事前にネットで調べたところ、どうやらかなり太いナットで締め付けているらしい・・・ということで、36ｍｍのソケットを準備。 センターのキャップをドライバーとプラハンで「コンコン」やりながら取り外し、ナットとご対面・・・・？？？「小さい・・・・」
そう、36ミリどころか19ｍｍで全然ＯＫ。しかも!! かなりの高トルクで締め付けられているとの情報だったが、割りピンを外して回してみるとすんなり外れて拍子抜け。 結果的には19ｍｍのソケットと一般的なラチェットでも作業ＯＫだった。
2. 次にシューの取り外し。 下調べの例よりもスプリングの点数が多いぞ？？ ってことで、まずはシューを正面から押さえつけているスプリングを外す。ＳＳＴがあるらしいが、ラジオペンチを開いた上体で押し付けて「くいっ」っと回しながらピンの頭を溝に合わせる要領で外す。（ホールドダウンスプリングというらしい）
3. その後、とりあえずシューを広げる要領でドラムから外しにかかるがどうにも外れてくれない。
３０分くらいあちこち引っ張ったり押したりしたものの一向に進歩せず。 で、試しにメインのスプリングを外しにかかってみると、「お！ 外れた♪」で、無事にシューの取り外しに成功♪ あとは３箇所ずつCリングを外して完全にバラす。
※ ドラムの内側や本体側をブレーキクリーナーで念入りに洗浄。その後、本体側のシューが干渉してる部分（こすれた後がある）６箇所にブレーキグリスを塗り塗り。 ピストンのラバーとピストンピンのあたりにラバーグリスを塗り塗り。

4. 新しいシューの取り付け。 取り外しと逆の要領でシューにアジャスト用のプレート２つとウェーブという左右固定のプレートを取り付けてCリングで固定。 次にサイドブレーキのプレートを取り付けてCリングで固定。
5. 最後にホールドダウンスプリングを装着。ドラムの裏側からピンを差し込み、表側のプレートを開いたラジオペンチで押し付けながら「くいっ」っと装着。（うまく言えんな）
6. ドラムカバーを本体側に装着。割りピンの穴を意識しながらナットを締め付け。最後に割りピンを装着してカバーをかぶせれば完了！

手探り状態でやったので使った時間は３時間以上!!。次からはもっと手早くやれると思うが、あんまりやりたくないな(笑)