okuyama ロールバー 【取付易さ】 【満足度】

【取り付け】

まず、よっぽど取り付けに慣れていて、しかも身体が超柔軟な人以外は最低2人がかりの作業。 穴あけの場所決めだけでもかなりテンションかけながら探る必要あり。
先日仲間のを組んだのでそのレポートを少々。

  1. 各パートに予めパッドを巻いておく。今回これはオーナー一人でやったらしいが、これだけでかなり疲れた様子。
  2. 運転席、助手席ともに取り外し、スカッフプレートやリア周りのプラスチックパネルをはずして、取り付け部分のカーペットをめくる。
  3. フロント、リアのバーを乗っけてみて、ボディ取り付け位置に当たる部分のアンダーコートを剥がす。 さらにフロントフロアの外側もコート剤がかなり分厚く盛られているのでこれも剥がす。
  4. ケージ全体を仮組みし、2人がかりで抑えながらフロントはAピラーに密着するポイントを探して穴あけマーキング。
    リアは3つの穴のうちひとつはシートベルトの穴を使うのでその位置でマーキング。
  5. マーキングした部分の穴あけ。 ポンチをあててハンマーでたたくと簡単に穴が開くので、10mmくらいのドリルで整形。
  6. ふたたびテンションをかけて広げながらボルトを通し、社外側はあて板をあててナット止め、全体を増し締めしながら組み付け
  7. 各パートの接合部分はボルトナットが飛び出ているので、パットを縦に割って包み込むように処理する。 あとはカーペットに切り込みを入れてバーの部分を丸くカット。あとはパネル類を元に戻せば完成。

とまあ、レポートするとこんな感じだが、今回は3人がかりだったし、装着経験者もいたのでスムーズだったけど、未経験者だけでやるなら相当な時間と細かい失敗の繰り返しを覚悟の上で。


【インプレッション】

まあ、安全パーツとしての役目なので。 それでも剛性は格段に向上。 オープンで走ったときにちょっと悪い道ではAピラー部分がブルブルしてたのがなくなった。 それにリヤのぐんにゃり感も少し減少。 その代わりに約15kgの重量化。結論としては「曲がるときには気持ちよくなって、ダッシュでは気持ち遅くなる」
okuyama製と他社製品を細かく比較してはいないものの、見た感じの比較ではダッシュ逃げの部分の作りがきれいにカーブしていて違和感が少なく、乗り降りのちょっとした邪魔っけが少ないかも。それに頭上の逃げ部分の作りが違う。D-spo製は逃げのRが少ないぶん上側に膨らんでいる。 okuyama製は逃げのRをきつく取って上側への膨らみはなし。 まあ、これはほとんど見た目上の好みかな。よっぽど背が高い人だとokuyama製が無難かな。


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