ダイハツチャレンジカップ 2004年 関東第四戦

今回は第3戦から約3ヶ月も待たされた最終戦。 毎年、これで終わりかと思うと最終戦は寂しいんだよね〜。
前回のたなぼたダブル入賞♪を実力でもぎ取るべく挑んできました。 しかし、結果から述べるに野望達成ならず・・・。おまけにベストタイム更新もならず・・・。 あ、RABIはとんでもなくベスト更新したんだっけ。(苦笑)
今回もタイム買い作戦をもくろんだものの、肝心のパーツが出来上がらないということで前回とほぼ同じ仕様のまま。 それでもフロントのパットを強化したので、実はちょっとだけ期待が・・
10月に練習に行った関越パイロンコースでは、フルブレーキング時のリヤブレーキの効きすぎと過重の抜けによるリアのぐにゃぐにゃ感 (というかフルスピン4回)が頭に残っているので、フロントの強化によって多少違いが出るかもしれないという淡い期待。

以外に時間がかかって会場には8時前に到着。そして最終戦がスタート。いつもながら思うけど、ゼッケン1番ってみんなの注目を浴びてものすごく緊張するのか、それとも誰もいないコースを見て嬉しくてニヤケるのかどっちだろう。 私だったら爆裂な緊張でミスコースするぐらいの勢いで出て行くんじゃないかと思う。 しかし、実際の1番の方はそんな心配は全く無用らしく、いきなり11秒台でゴールしてる(^_^;)
しかも、その後もやたらと11秒台が聞こえてくる。こりゃー今日は激戦だなあ。ま、俺も運が良けりゃ出せるかもね♪と、全く根拠のない落ち着きがいつもの悪い癖で。

そしていよいよ一本目。 前回は2本目、3本目で12秒台前半を出しながらも最終ヒートでは力が入ってしまい、アンダーだしまくりの13秒台で終えている。 少し大きめのRでコーナリングスピードを抑えながら、すばやく立ち上がる走りができれば、そこそこは出せると思う。 と言うことでそのあたりを頭の中で何度も想像しながらイメトレをやってみる。 んで、スタート。
と思いきや、いきなりダッシュが決まらずスリップしまくりながらスロースタート。 なんでだ〜? 最初のS字はいい感じで進入したが、大きい方のRでアンダーが出て膨らんでしまった。前回のときはローのべた踏み状態でデフを利かせながら思いっきり回れたが、今回はなぜかアンダーが出てしまう。
んで、180度→90度→スラロームへは無難にこなせたが、「速い」と言うほどの実感がない走り。奥の折り返しからドン亀S字はまあまあのリズムで回ったが、ここからの立ち上がり大Rの2速全開でまたもやアンダーが・・・。
でもここで車速を落とすわけにはいかん!と、べた踏みのままでアンダーと格闘の末、車体半分ほどコースアウトしながら雑草をなぎ倒しつつ、ようやく立ち直ってフルブレーキングとともにストレート前のRに入ったとたんにリアが「ズリっ」、「やばっ!!(スピン!!)」と思ったら、かろうじてカウンターが持ちこたえ、ドリドリ状態でストレートへ復帰。
さすがにその後は進入速度を抑え目にしながら無難にまとめてゴール。タイムは1分14秒台 。あ〜あ終わってしもた。 一本目でいきなり入賞圏外当確。 力んではいないつもりだったが、アンダーとリアブレイクでめちゃくちゃなライン取りになった当然の結果。 秋の終わりかけの一本目なので路面温度とタイヤ温度の問題か? しかしアンダーの出方が気になる・・・。いずれにしても一気にブルーモードへ。

さて、今度はRABIの番。 今日は宿敵!?(仲良し♪) keyちゃんが なんと!男クラスにエントリー替えでクラス不在。 おまけにIZUちゃんもPTAの集会(暴走?)で気合を入れているらしく今回は不参加。 ということで下馬評では優勝候補筆頭らしい。本人もすました顔をしてるものの、この面子では内心かなり「優勝」を意識してる風( ̄◇ ̄;) まあ、今日はダブル入賞の目標も消えたことだし、いっそのことRABI に優勝してもらうか。
ということで一本目。 私があれだけ苦労したにもかかわらず、こちらはスムーズな走りですいすい進んでいく。 まったく失敗もなく、いい感じでまとめてタイムは1分17秒台。 う〜ん前回と比較しても悪くないタイム。 だけど今日の彼女の目標は16秒台。 このまま壁に当たってしまうのか??
とはいっても、一本目終了時点での順位はクラストップ。一方の私は予定通り13位。 まあ、それでもましなほうか。

そして二本目。 今度はフメフメ作戦はやめにして、デリケート作戦へ変更。 ブレーキングに気を遣いながら、かつアクセルワークもちょこちょこと細切れにしてみる。
今度はスピンもなく、それでも会心の出来栄えということもなく、1分12秒台。 う〜ん、まあ遅くはないけど目標の11秒台にいれるのはちょっとしんどいなあ。 どうしてもアンダーが顔を出したり、リアの挙動もいつになく悪く感じると言うか、限界が下がった気がするのはなぜだろう??? やっぱり、トー調整のことが気にかかるけど、それとデフを利かせながらのコーナリングではリアの挙動は関係ないような気がする。

お次はRABIの二本目。 こちらは案の定、一本目よりも優勝を意識している様子で、盛んに気を落ち着かせようと一人でぶつくさ言ったり、平静を装って誰かと話してたりするが、出走時間が近づくと早々に乗り込んで待機してる(笑)。 まあRABIにしてみればかなり緊張してしまうのはしょうがないよね〜。 というわけで、出走までの間いろいろと緊張をほぐす話でもしてやるかな・・・。 なあーんて思っていても、結局は、あそこのライン取りがあーだとか、あそこのブレーキングはこうしろとか、ぜんぜん緊張をほぐすような話はできず、途中からは開き直って、「気合だ! 気合だっ! 気合だああぁぁ!!!」の連呼(笑)
んで、タイムは・・・・。 1分15秒台! 気合が効いたぜ♪。 早々と前回の自己ベストを更新、しかもいきなり1秒以上のジャンプアップ。 こっちも大喜びで迎え入れたものの、じろさんたちから「カミユさん、もうすぐ抜かれちゃうよ」と冷静な寸評をいただいて愕然。 確かにありえないとは言い切れない・・・。

そうして午後の部、3本目の開始。 入賞は諦めたけど、来年のためにもなんとか11秒台に載せて有終の美を飾らねば・・・。
ということで、2本目のデリケート作戦の時に思いついた、スラローム後一番奥の折り返しRとストレート後のシケインでのシフトダウン作戦をやってみることにする。(こんな時じゃないと冒険できないし)
前々から気になってたけど、セカンドでの立ち上がりが少しとろく感じるこの2箇所。 アンダーを出さないスピードではちょうど3500くらいからの立ち上がりで、一速落とすかそのまま行くか微妙に迷うところ。 仮に落としたとしてもすぐに吹けきってしまうとは思うものの、まずはお試しということで。
んで、やってみたら・・・見事にタイムダウン♪ 走りを見ていたRABIの感想は「ガクガクしてたよお」って・・・。そりゃ単に回転のあわせ方が下手だっつーことじゃねーか。(苦笑)
確かに、全開→フルブレーキング→切り込むとともにブレーキをやや開放しながらアクセルをあおってシフトダウン→開放してたはずのブレーキをまた強く踏んでしまってる=「ガクガク」 という図式は身体も覚えている。
こりゃかなり練習がいるな・・・。

さて、RABIの3本目は2本目のタイムはまぐれだったのか?と思わせるほど傍目にもまったりとした走りで17秒台に逆戻り。 2位とのトータルタイム差もコンマ5秒を切ってしまった。
そしていよいよ最終ヒート。 もう、気合だとかリラックスだとか考える余裕もなく、とにかくがんばって来い〜っ!っと送り出した。
そこそこのまとめ方をすれば優勝できるはず。失敗さえしなければ・・・。
んで、案の定失敗(笑) 最初はいい感じでスピードに乗った走りだったのに、奥のドン亀S字の切込みが早すぎたらしく、リアが縁石に乗り上げた!と思ったら、そのあと数秒静止。 「やべっ。エンストこいたかっ!?」と思ったら、息を吹き返してのろのろと再スタート。 もっとシャキっと出ていかんかい〜っ!!と心で叫ぶものの・・・。後で聞いてみたら、縁石に乗り上げた振動にビックリしてブレーキを踏んだ瞬間、本人はてっきりエンストしたと思ってたらしいが、幸運にもタッチの差でクラッチを切ってたらしく 「アクセル踏んだら動いたのよ〜♪」 ハァ ( ̄〜 ̄?) ということで復活したのは良かったが、2速のままスタートしたらしい。
あ〜あ、と思っていたらそれでもタイムは17秒台! あのロスタイムでこのタイムということはかなり速いラップだった様子。 もったいない〜。

さて表彰式。もちろん注目はRABIの初優勝はどうなったのか!?・・・・・ 結果、またもや準優勝でした(T_T)。 しかも、Lクラスでは唯一の15秒台をたたき出し、おまけにトップとのトータルタイム差はなんと7/100秒!・・・惜しいというレベルの話ではなく、「なんで優勝できないんだお前はっ!!」 と、根拠なく RABI を叱りつけるものの、当然の事ながら 「あんたに言われたくないわよ」 という、至極ごもっともな反撃をうけてあえなく撃沈。
まあ、世の中そんなにうまくいくわけがないか(^_^;)。 新たな目標は来年にとっとこ。


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