ダイハツチャレンジカップ 2004年 関東第三戦

前回は好天に恵まれたにももかかわらず、不甲斐ないタイムで終わってしまっていることがあり、さらにやっぱり気が大きくなってしまう夏ボーの時期とあいまったこともあり、今回は再びタイム買い作戦を実行してしまった。
ということで、palsportsのスポーツECU装着とブーストアップをついに決行。 ポン付けのパワーアップに多少の後ろめたさがあるものの、ダイチャレ上位陣の車はこれ以上にいじってる車も多いはず・・・。 まあ、俺だけズルしてるわけじゃないから良しとしよう( ̄ε ̄)

今回は夏休み取得期間中ということもあって久しぶりの当日泊。 ということで、午前3時に起床、4時過ぎに自宅を出発。 今日はパドックの場所取りも趣向を変えて、どこか隅の方でゆったりパラソルを広げられるところにしようと思い、急ぐことも無く少々遅めの出発。
行きの高速では、ECU+ ブーストアップの効果に再び感動〜。 下と上はあまり変わらないんだけど、中間加速がめちゃめちゃ美味しくなった。 後ろから大型車にあおられても余裕で加速しながらひょいっとかわせるし、この瞬間のストレスがかなり減っただけでも十二分に効果有り。
などといつになく楽しくパワーの出かたを確認しつつ、7時過ぎぐらいには佐久に到着。
フォーミュラクラブにいってみると、どうやらみな考えることは同じなのか、いつもの場所取り激戦区(クラブハウス前)はがら空きなのに、周辺の場所のほうがかなり埋まってきている。 ということで、われわれもフェンス裏の木陰に陣取ろうと思ったら草がぬれててびっくり。 なんでも昨日はかなりの雨が降った模様でコースにも水溜りが残ってる。 よかった〜一日ずれてくれて。
ということで、木陰は諦めて近くのアスファルトの上に陣取り、パラソルを設置して臨戦態勢完了。 ちなみにこの日は前回に引き続いて一日中好天に恵まれ、パラソルの恩恵も最大に授かった。というわけで、いよいよ始まり。

まずは一本目。 前回の最大の反省点は「粗雑なアクセルワークとライン取り」だったので、今日は初心忘るべからず・・・出走待ちの間もだらだら汗を流しながら入念なイメトレを繰り返す。 肝心なのは最初のS字でのシフト選択。 前回は1→2→1でのスピード感に疑問だったものの、今回はライン取りをきっちり抑えながら再度チャレンジしてみる。
んで、スタート! イメトレどおりにシフトしながらIN−IN−OUTで回る。 さすがにLowで回るとかなりキックバックがきついけど、それでも許せる範囲のラインで180度へ・・・。 を♪かなりくるりんと回ったぞ♪と嬉しがってたら、90度への切り返しが遅れて草むらへ。
何とか持ちこたえて、スラロームへ突入〜。を♪いつになく早いんじゃないの♪ 奥のヘアピンでもブレーキングに気をつけながらいい感じで折り返し、ドン亀S時も大ハッスルのハンドルさばきでクリア。立ち上がりのべた踏みでもパワーアップを実感しながらストレート→シケイン→最終コーナーとまずまずのリズムで駆け抜け・・・と思ったら最後にパイロンをコツンとやってしまった。
まあ、御愛嬌ということで・・・。 結構いい感じじゃないの〜。ところでタイムは??? いつまでたっても流れてこない・・・。パドックに戻って長袖のTシャツを脱ぎ捨て、挙動の激しさへのビビリ度合いをRABIに熱弁していたところ・・・。ん?何か言ってる。 「61から64番は再スタートして〜」・・・絶句・・・。
灼熱サウナから出てきたばかりだというのにまた入れとは・・・。 どうやら計測器が調子悪いのか、タイムが記録されていない模様。 大慌てで汗だくのTシャツに再び袖を通し、あたふたとスタートグリッドへ。

落ち着いて準備すればいいものを、なぜか焦り気味・・・、しかししっかりと先ほどのイメトレを2倍速でこなしつつ再スタート・・・ ・・・ ・・・ゴール。
結果から言うとほとんど一本目とほとんど同じ感じで走れた。しかも草むらの突込みまで同じだったけど。
んで、今度はしっかりとタイムも出て、1:13:07! うぉぉ♪ いきなり自己ベスト更新じゃないの。しかも1秒以上のジャンプアップ。 前回の最速タイムとの比較では2秒以上縮まっている。 うほほーい♪ これはきっと神が味方してくれたに・・・・。 いやいや運も実力のうちと・・・・(どっちも変らん)
まあ、落ち着いて考えると、パワーを上げたことと、サスをちょこっといじったことが吉と出た模様。 一本目が終わった段階で初の一桁ランキング。しかもぎりぎり入賞ライン。 まあ、真夏の白昼夢を見れたな〜と思いつつ、これからじりじり順位が落ちていくわびしさを予感して早くもブルーに。

まあ、それはともかくとして調子に乗って2本目にも少し欲が出る。 一本目の好結果から、できれば12秒台を狙いたい。 来る前には思いもしなかったけど、でも何とか出してみたい。 確か2年くらい前のダイチャレにダイハツが持ち込んだ白ナンバーコペンがベスト12秒台だったはず。しかも全日本選手のドライブだったし。
よし! RABIの鼻を伸ばしきらないためにも、がんがん行ってやるぜっ! と2本目にチャレンジ。 今度もスタート待ちの間にイメトレをぐるぐる開始。一本目で大きく失敗した180度の立ち上がりを考えると、今までとは車の挙動が少し変わってリアの追随が悪いというか、ワンテンポ遅れる感じがする。今度はそこを慎重に・・・
などと考えながらスタート。んで、問題の立ち上がりでは慎重になってみたものの、やっぱり切り返しのタイミングがつかめず前回より深く草むらへダイブ。(悲)
慌てたわけではないが、90度へ向かっての切り返しタイミングが難しい。 立ち上がりのノーズの切り込みにリアが付いてくるのを待っていると切り返しが遅れてしまう。 かといって、それ以上早く切り返すと90度に向かうライン取りがめちゃくちゃになりそうな微妙なタイミング。 このパートがこれほど難しく感じたのは初めてのこと。
いずれにしてもかなりの草をなぎ倒しながらスラロームへ。 そのあとは失敗も無く、全体的に一本目よりスムーズに走れた感触有り♪ 結果は1:12:34♪ や・っ・た・っ !! よっしゃあ〜。 目標はあっけなく、しかも突然にして達成されてしまった♪ しかし、草むらダイブのときに土手にも乗り上げたらしく、良く見るとFスポの塗装がまーるくひび割れてる。おまけに左フェンダーの固定ねじも取れかかってるし・・・。 かなりの勢いで乗り上げた模様。 まあ、目標到達の代償として目を瞑ることにする。ちなみに、2本目は他の皆さんもタイムを上げてきて順位は変わらず6位のまま。

お次のRABIの2本目も一本目よりさらに果敢に、かつスムーズにまとめ、こちらもベスト更新で1:17:16。 2本目が終わった時点で2位をキープ。 しかも3位とはかなりの差が開いてる。 ちなみにTOPは入賞常連のkeyちゃんで約1秒の差。 残り2本で16秒台に入っていければもしかしたら・・・。 いやいやそんな大それた事を考えるのは・・・・・。 でも、もしかしたら

午後からの3本目はお互いにタイムを伸ばすことができず、続く4本目はこれまた二人とも気合が入りすぎでチョビっとタイム落ちの結果にて終了。 毎度の事ながらトータル順位はリザルトをもらうまで不明。 3本目終了時点では二人とも順位をキープしていたものの、私の場合は4本目で1秒近く落としてしまい、圏外脱落は確実。
でも、RABIのほうは3位とのタイム差がかなりあったのでこちらは2位以上が確実。 問題はトップのkeyちゃんもが気合の入れすぎで4本目に1秒ほどタイムを落としたことがどの程度の差になったのか・・・??。

さて、表彰式。 いつものこの時間はせっせと帰りの荷造り中なんだけど、今日はRABIの表彰ポーズを写真に収めるべく待機。 いつものようにL2Tクラスがはじまり、優勝者から順に呼ばれ・・・ 「第6位、63番 カンダさん(もちろん本名は別ね)」 !! うぉ! 呼ばれた!! 意外な展開で入賞してしまっている。 予期せぬ表彰シーンに淡々とトロフィーをもらいもとの場所に戻る。 なんとなく貰ってしまったって感じかな。
お次の本命RABIは惜しくも準優勝〜♪。 トータルでTOPのkeyちゃんとのタイム差はコンマ2秒くらいだった。 たらればの話は御法度だが、つい考えてしまうほど惜しかった。 しかし、本人はいたって嬉しそうに2位のトロフィーを眺めながら、「やっぱり大きいよねー♪(前回のよりも)」ということに御満悦のようだった。 ということで、コペンでの参戦7戦目にしてあっけなくダブルで入賞の野望を達成してしまった。 しかし、RABIのほうはタイム的にもまったく文句のつけようは無いけれど、私のはじろさんともう一人確実に速い人がいて、その方たちの自滅によって繰り上がってる。 つまり、実力タイム的には8位だったって事ね。
今回はベスト更新と順位も一桁台に入っただけとして、幻のダブル入賞ということにしておく。
次回はいよいよ最終戦。


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